「銀魂」「今日から俺は!!」「勇者ヨシヒコ」などを手がけた、コメディ界屈指のヒットメーカー福田雄一監督。
その監督が、完全オリジナル脚本によって実写化した「新解釈・三國志」
主人公は「蜀」の人徳と義を重んじる劉備。
演じるのは、シリアスからコメディまで、その演技力で圧倒的な存在感を誇る大泉洋。
大泉洋さんと、以前ムービーオンでお会いした時、その聡明さと賢さに、役者を超える魅力を感じたのを思い出した。
「三国志演義」の通り、関羽と張飛が脇を固める。
ライバルの魏の国を治める曹操を、小栗旬が演じる。
三國志のもう一つの国が、「呉」である。
その「呉」にも軍師である周瑜がおり、賀来賢人が大胆で破茶滅茶な周瑜を演じる。
諸葛亮孔明の妻・黄夫人を演じる橋本環奈。
周瑜の無垢なる美女の妻・小喬を演じる山本美月。
羅貫中が書いた「三国志演義」と、陳寿が書いた「正史・三国志」を、自分は大学の卒論で研究した。
だから、この映画は、「三國志」を描いたものではなく、「三國志」の時代のフィクションの物語だと思って観ていた。
とても面白く、まさに新解釈である。
是非、思いっきり笑ってほしい!