12月13日(日)、山形県総合運動公園特設アリーナにて、昨日苦杯を飲んだ西宮ストークスから、山形ワイヴァンズは接戦を制し勝利を掴んだ。
昨日は、10点以上リードしていた山形ワイヴァンズだが、ミスの連発で流れが悪くなり勝利を逃してしまったが、今日は最後まで力を出し切り、チーム一丸の勝利となったのである。
昨日の敗戦から、ライコビッチによる修正は行われたが、何よりも選手たち自身のエナジーと、勝利にこだわる思いを感じた試合となった。
昨日の試合の悔しさが、未だに晴れることなくアリーナに漂う中、最初から選手の動きは素晴らしく、悪い空気を断ち切ったようである。
キース・クラントン、ランス・グルボーン、スクーティーの3選手の連携は、日を追うごとに素晴らしく、バスケットボールの魅力を放つプレーが多い。
昨日は出場していなかった新号健選手。
テンポを自由自在に操作し、彼らしいリズムで存在感を見せる。
ガード陣の河野選手、秋山選手と、違うタイプだけに、とても楽しみな選手である。
まだまだ、会場には密を避けての座席配置になるが、それでも600人から700人の皆さんが駆けつけてくれる。
前半は、山形35点対西宮32点。
昨日から互角の戦いである。
第3クォーターは、18点対18点。
第4クォーターで、25点対19点と突き放す。
昨日と逆の試合となったが、西宮ストークスは、隙を作らない素晴らしいチームであった。
たぶん、ここ数年で、最も面白い試合を見せることができる、ライコビッチの新生ワイヴァンズ。
次回も、是非、会場にて選手を激励してほしい。