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Channel: 約束の地へ…Love&Peace
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『ヒーロー』と『ダークナイト』

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台風一過。

全国を縦断していった、台風18号。

台風が過ぎた夕刻、自宅前の空を見上げる。



約束の地へ…Love&Peace-130916_175728.jpg
『光』と『闇』が交錯する、両極端にあるものが入り乱れているような空であった。



約束の地へ…Love&Peace-130916_175815.jpg
調度、一昨日の夜から、ブルーレイに録画していた『バットマン・ビギンズ』と『ダークナイト』を二日間にわたり見た。

スクリーンでは見逃してしまい、話題性のある映画だったので、絶対見たかった。


その二本の映画を見た時、スーパーマンのような『ヒーロー』と、バットマンのような『ダークナイト』の違いを知る。

内面の、悪を倒す信念を持つことは同じであろう。

ただ、前者は表舞台で人々の喝采を浴びる。

ダークナイトは、闇の番人て、社会を闇の中から見守っている管理人。

闇の騎士なのである。

表舞台や、人々の評価は気にしない。

悪を倒し、平和を守れば、評価はいらない。

超目的主義なのだ。



昨日、ある全国的な方から聞いた話。

福島第1原子力発電所は、当初は、今の場所ではなかったとのこと。

もともと最初の予定場所は、今の第2原子力発電所がある場所だったそうである。

災害時や様々な危惧を、東京電力も、自民党内部も考えていたそうである。

ところが、自民党のある当時の大臣であった大物政治家が、今の第1原発の場所に決めた。

建設を認めた政府も政府だし、東京電力も電力である。


為政者が、『利』や『欲』の為に、決断を間違ったとしたら、万死に値する。


その息子もまた、現在有力な政治家である。


日本の国の中心の政治家達は、超セレブの一族である。

安倍晋三総理の父親は、安倍晋太郎総理候補であり、祖父は岸信介総理、祖父の弟は佐藤栄作総理である。

それ自体は悪いとは言えない。

しかし、『利』や『欲』がはびこる中で、自浄力を失う可能性はある。

誰が第1原発をみんなの反対を覆し、建設決定したのか…?

また、その父親似の息子は、政治家として、しっかり真実を発言して欲しい。

でなければ、ヒーローでも、ダークナイトでもなく、まさに、正気を失ったジョーカーなのかもしれない。



約束の地へ…Love&Peace-130916_175848.jpg
今、誰が正しいことを進めてくれるのか…。

それはヒーローかダークナイトか、それとも、一人一人の誠実な市民なのか…。

まさに、台風一過の夕焼けの空は、新しい社会の、黎明期の空を見ているような気がした。

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