休日、いろいろ動き回ったり、細々とした身の回りの事をする。
ワイヴァンズのバスケットボールシーズンもスタートしたし、ムービーオンも土日や祝日は「劇場版・鬼滅の刃」で大賑わいと、プライベートな案件は後回しにならざるを得ない。
夕方、「caféクルー」の夕食を家族に提案。
シーフードクリームドリア3個、ナスミートグラタンスパゲティ2個とブラックカレー1個を注文する。
ブラックカレーは、皆んなでシェア。
午後7時に、クルーに取りに行く。
84歳の母は、クルーの料理が大好きである。
時々、友人達と遅いランチをしているらしい。
クルーのマスターは、自分の中学時代のクラスメート。
よくウチに遊びにきていたので、自分の母とは45年の付き合いである。
父も時々クルーの「海老フライ」をデリバリーしていた。
晩年、入院先にも運んで食べていた。
「あの海老フライは格別!マスターの隆くんは料理の天才!」と言っていた。
小学校の頃、父はクルーの北側にあたる通称「寺内」地区に住んでいた。
マスターの隆くんの父とは幼馴染で、時々、米屋をしていた隆くん家で、白米のおにぎりを頂いたそうである。
父は、生前、何度もその話をし、「佐藤米穀店のお母さん、お婆ちゃんが、とても暖かい人たちだった」と言っていたのだ。
現在は、マスターの兄が継がれている。
そんなご縁があるとは全く知らずに、自分とマスターの出会い、そして、佐藤家の皆さんとの関係がは育まれた。
父から幼少時の話を聞いた時、少しの驚きと共に、やはりDNAの嗅覚で、繋がる人とは繋がるのかな?とも思ったのである。
ミートソースとチーズが絡み合い、香ばしさと旨味が体に染みる。
ブラックカレーもとても美味しかった。
次は、ブラックカツカレーにしようと思った。
もう、マスターの料理を食べて、今月末で38年?
自分にとっては、安心の味、癒しの味である。
そして、caféクルーは、仲間の集う場所なのである。