「いつもは応援される側だが、お世話になっている方々の力になりたい!」
「プロバスケットボールの選手として、少しでも社会に貢献したい!」
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、感染防止の手助けをしたいと、パスラボ山形ワイヴァンズの中島良史選手が、練習拠点がある山辺町の中学生に、オリジナルの「マスクケース」を贈った。
魔除けの効果があると言われる籠目文様の柄を使用する。
また、「夢や目標に向かう気持ち」を説く、中島選手のメッセージも添えてある。
中島選手が企画したオリジナル「マスクケース」を実現化しようと、その製作には、パスラボの監査役でもある大風亨大風印刷社長や社員の皆さんが精力的に関わってくださった。
山形新聞やダイバーシティメディアなどの多くの地元メディアからの取材を受け、「プロとしての社会的役割を果たしたい」「新型コロナウイルス感染症に負けないでほしい」と、メッセージを語っていた。
また、中島選手の母校である高知県の明徳義塾附属中学校の全生徒へも、オリジナル「マスクケース」を贈呈し、8月7日付けの高知新聞には、大々的にその記事が掲載されたのである。
時には、闘争心を丸出しで、相手選手とぶつかる。
一見武闘派の彼が「プロ選手として、応援されてここまで来たので、社会の役に立ち恩返しをしたい」と話した時は、彼の成長ぶりに驚きと喜びを感じたのである。
今シーズンの中島選手は、きっと、昨年とは違うプロ選手としての在り方を示してくれると確信している。
1年ごとに、クラブを離れて別のクラブへ移る中島選手が、ここ山形ワイヴァンズでは4年目を迎える。
契約更改の契約の時、中島選手は「社長、まだ何も、ワイヴァンズへ返していません。しっかり恩返ししますから…。」と話してくれた。
『義を見てせざるは 勇なきなり』
本当の強さを、今年の中島選手は、きっと体現してくれるであろう。
中島