2019年5月に大ヒットした映画「コンフィデンスマンJP」が、このコロナ下の2020年7月に「コンフィデンスマンJP“プリンセス編”」として再びスクリーンに戻ってきた。
本物も偽物もない。
信じればそれが真実。
長澤まさみ演じる主人公のダー子が仕掛ける、コンゲーム(騙し合い)に、観客は引き込まれていくに違いない。
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。
遺産相続に火花を散らしていた3姉弟。
フウ一族の当主の座を射止めるのは…。
豪華キャストの本作品を、是非、劇場で観てほしい。
改めて、残念無念。ご冥福を祈りたい。
非日常にワープしてしまうエンタテイメントを感じていただけるはずである。
東出昌大、小日向文世も、渾身の演技を見せる。
やはり、この3人のあうんの呼吸は、素晴らしい。
プリンセスの物語の比喩に、アーネスト・ヘミングウェイの言葉を引用している。
「他人より優れていることが高貴なのではない。
本当の高貴とは、過去の自分より優れといることにある。」