山形県でも、新型コロナウイルスの感染者が40人となり、毎日感染者が発表されている。
山形市の感染者は、同じ店の20代の女性が3人。
今週からは、多くの飲食店やクラブなどが、時短営業か休止となっている。
今日、ムービーオン近くの嶋地区の丸亀製麺に行ったら、開店以来最もお客が少なく感じ、自分達と数人だけの状態だった。
とても寂しく感じたが、今の時期は仕方がないのだろう。
店の人に聞いたら、丸亀製麺は、全国的に休止は現在は無く、しばらくはオープンしているらしい。
「鴨南蛮うどん」を食べる。
ダイバーシティメディアの後藤秘書課長は、釜揚げうどん。
二人で食事をとり、その後ムービーオンへ打ち合わせとフィルムチェックに行く。
例年の10分の1である。
閑散空間、独り占めシアターのような状況である。
映画館は、通常の事務所などの10倍の換気が建築基準法で義務付けられているから、「3密」環境ではなく比較的安心なはずなのだが…。
現在、ムービーオンは、レイトショーを止めるなどの時短営業と、スタッフから休職してもらい休業補償の対象としている。
スタッフは、多い時の4分の1。
昨夜は、パスラボ山形ワイヴァンズの選手へのオファー期間が来週から始まる為、打ち合わせに入る。
その後、嶋地区の「上海厨房」にて、ディナーミーティング。
「上海厨房」は、この日をもって、しばらくお休みするそうである。
休みに入る直前に来られた事はラッキーであった。
「肉ラーメン」「海老ラーメン」や、「上海蟹のビャンビャン麺」など、食べることができたのである。
打ち合わせをした後、デザートもいただく。
次から次へと新しい店ができる嶋地区。
今回の新型コロナウイルス感染症により、まさにサイレントシティとなった。
レイチェル・カーソンの「サイレントスプリング…沈黙の春」
ある日の朝、目が覚めると、鳥の声が聞こえず、環境問題で自然や生き物がいなくなると言う話。
今回の新型コロナウイルスは、むしろ「ダーウィンの進化論」的である。
ウイルスという生物と、人間という生物が、どちらかが生き残るのか、それとも共存していくのか…まだウイルスとの闘いは、始まったばかり。
いつかこの街が、息を吹き返し、蘇ることを願わずにはいられない。