3月17日(火)、ミュージシャンの中孝介氏と所属事務所のオフィスウォーカーの岡本社長、マネジャーの猪狩さんの3人がダイバーシティメディアに来社し、今春からスタートする「中孝介新企画」の打ち合わせをした。
その後、老舗料亭「亀松閣」で夕食をとり、山形県の様々な風土や歴史に培われた文化について話し合う。
中孝介氏の出身は、鹿児島県の奄美大島。
そこの風土に培われた島唄の中で育ち、幼き頃から民謡を体得する。
姉貴分には、元ちとせさんがいる。
昨年4月、中島貞夫監督の映画「多十郎殉愛記」の主題歌披露でムービーオンを訪れ、「Missing」を歌ってくれた。
また昨年のYMF山形国際ムービーフェスティバルの最終日のスペシャルライブにも駆けつけてくださり、アンダーグラフや優河とのセッションなども聴かせてもらった。
ヒット曲の「花」や、ノンフィクションの「サンサーラ」も話題になった。
彼の持つ、澄みきった声や、独特の節まわし。
島唄や民謡で育った環境が、大きく影響しているのだろう。
最近では、山形出身の朝倉さやちゃんと、一緒のライブなども行なっている。
中孝介氏が言うには、「お互いが民謡で育った素地があり、とても親和性がある」とのこと。
奄美大島の島唄と、山形県の最上川舟唄などの民謡が、なぜ似ているのか?
そんなことを、何度か皆で話していたが、そこから発展して、「南国育ちの中孝介が、山形の風土の中で、何を見つける?」そんな粗々の企画が持ち上がったのが昨年秋だった。
そこから、「中孝介の新番組プロジェクト」が動き出す。
メディア戦略局企画構想室の和康局長、制作局の鈴木皓大副局長なども入り、ブレストタイム。
「温泉場」「林業」「出羽三山」「最上川」「山形鋳物」などと、溶け込みながら、山形の臭いや味や音と出会う。
ワクワクする、とても楽しい番組ができそうである。
その後、老舗料亭「亀松閣」へ。
史恵女将さんと、料理長の板垣さんが、「花」にちなんで、桜の花とタケノコと山形牛の料理を出してくれた。
初めて見る巨大なタケノコ。
山形県産の匠の酒と、菊地保寿堂の鉄瓶とぐい呑。
感度がとても高い。
新型コロナウイルスにより、ロケ予定が数ヶ月ずれる可能性が出てきたが、その分、プロジェクトメンバーは、より充実した企画に育ててくれると期待している。
岡本社長の「オフィスウォーカー」には、松崎しげる、葉加瀬太郎、竜馬四重奏など、魅力的な人が多く所属している。
「フライワイヴァンズ」のSuG(サグ)も、以前所属していた。
事務所そのものが、とても感性が高く、目から鼻に抜ける方々ばかりである。
新型コロナウイルスにより、ロケ予定が数ヶ月ずれる可能性が出てきたが、その分、プロジェクトメンバーは、より充実した企画に育ててくれると期待している。
とっても暖かく、謙虚で賢い人物である中孝介の魅力を、もっともっと引き出したいと思うのである。