2020年1月7日(火)、あの「るろうに剣心」の大友啓史監督と、約2年ぶりに再会する。
2017年は、4月の「3月のライオン」の先行上映会の時と、11月のYMF山形国際ムービーフェスティバルの時、2回にわたってとことん語り合った。
しかし、2018年と2019年は、映画製作や様々なイベントの為、残念だったが、お会いすることができなかったのである。
昨年も、ユネスコ映画都市事業としての講演会の講師で来県されていたが、都合がつかず、山形フォーラムには行けなかったのである。
だから、まる2年間は、お会いしていないのだ。
年明けにお会いできたことは、とても良かったし、また相変わらず「めちゃ楽しかった!」のである。
山形キャンペーンの後、「浜なす分店」にて、山形の郷土料理を食べる。
大友監督が設立した「OFFICE Oplus」の五十嵐真志取締役と荒井マネージャーもご一緒する。
こちらは自分の他、ムービーオンの高橋常務と藤木支配人が参加する。
岩手テレビ50周年記念として、芥川賞受賞作家の岩手県の沼田真佑氏。
「それを盛岡一高のOBの大友監督が撮影するのだから、『これぞ地産地消だね?』と話す。」
出演は、綾野剛、松田龍平など、味がある若手が好演していた。
あまりにも、記憶に留められないような存在。
家族からも、職場からも…。
哀しみも、過ちも、失って初めて知る…本当の姿。
東北の震災をまたぐ物語。
華やかな、オリンピック・パラリンピックの年に、この作品を、世に出したかったと、大友監督は言う。
同感である。
東日本大震災の爪痕は、まだまだ払拭されていない。
たぶん、東北の民は、これからも持ち続けるのかもしれない。
だから、この映画に魂が吹き込まれているのだ。
「今年は、夏と秋のYMFで、最低2回はお会いしましょう!」と、握手を何度も交わしたのである。
大友啓史監督の「影裏」と、「るろうに剣心」の2作は、今年とても期待したい作品である。
是非、ご覧ください。
2月14日(金)、全国一斉公開である!