Quantcast
Channel: 約束の地へ…Love&Peace
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

厳寒の冬の季節、暖かい石焼き芋が最高に美味しい。

$
0
0
先日、自宅の前を「いしや〜きいも〜」と拡声器を鳴らしながら、軽トラックが通り過ぎようとしていた。

思わず、声をかけて「焼き芋ください!」と呼び止めたのである。



山形の冬は、格別に寒い。
朝や夜の空気は、刺さるような痛さの冷たさである。

そこに、暖かい焼き芋を売りに来てくれるのだから、大歓迎なのだ。



車は、昔よりもだいぶコンパクトになったようだ。

しかし、焼き芋を測定する仕組みは、50年前から変わらない。



焼き芋を入れる紙袋も、昔のままである。

その懐かしさが、より嬉しさを増す。



1キロで1000円。
芋の種類は、2種類あるらしい。

結局、それぞれの種類を1キロずつ購入したのである。



左側が「紅はるか」で、右側が「紅あずま」である。



「紅はるか」は、九州一円で収穫され、ねっとりのクリーミーな芋で、これまでの石焼き芋の中では、糖度が50度と高いのだ。



「紅あずま」は、関東一円で収穫され、従来の石焼き芋であり、ホクホク系の代名詞。
糖度は約32度と、上品な味がする。


同じサツマイモでも、こんなに違うのだと驚いたのである。

「紅はるか」は、スイーツで使用されやすい芋でもあり、そのままの甘みを楽しめるようである。

「紅あずま」は、水分が少なく、牛乳やバターと食べると、より美味しいとのこと。


60歳を前にして、初めて知った「石焼き芋」の種類であり、焼き芋を新鮮に感じたのであった。

昔は、チャルメラやおでん、どんどん焼きや焼き栗など、軽トラックに積んで街中を回っており、良く買った記憶がある。

時代と共に、街並みや営みの風景は変化するが、たまには、こんな出会いが、とても嬉しく思えるのである。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>