山形県は、いよいよ厳しい冬に突入。
夜は特に底冷えがする日が続いている。
先週、ありがたいことに、南国の熊本県から贈り物が届く。
行定勲監督と小山薫堂さんのご実家からのものである。
行定勲監督のご実家からは、甘くて美味しいみかんが届く。
山形の果樹販売コーナーには、小粒のみかんが並んでいるのに、大粒でとても甘い。
ロイヤルルビーという品種で、夏目漱石の「草枕」ゆかりの地である天水町の堀田農園産だそうだ。
熊本県の産んだ、世界的にも名を馳せている行定勲監督と小山薫堂さん。
同じ世代に、素晴らしい方を輩出している熊本県。
そこに続く、自然風土や文化的歴史が、土壌に染み渡り、人格形成にも影響しているのだろう。
そんなことに思いを馳せながら、熊本県の果実を、美味しく頂いている。
毎年、山形県のサクランボも送らせて頂いており、自然の風土が培った果実を、遠く離れた場所で味わえる喜びを感じる。
縦長の日本の北国と南国。
人と人との繋がりが、とてもありがたい。
心より、そう思うのである。