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Channel: 約束の地へ…Love&Peace
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山形国際ムービーフェス3日目は、成島出、手塚眞、廣木隆一、行定勲、原田美枝子の5監督登場☆

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最終日となったこの日は、成島出監督の「八日目の蝉」、手塚眞監督の「ばるぼら」、廣木隆一監督の「海まで何マイル」、行定勲監督の「海風」、原田美枝子監督の「女優 原田ヒサ子」の5作品の招待作品が上映された。



「八日目の蝉」以外の4本は、まだ公開されていない作品であり、山形県ではすべてが初出しの映画である。

特に「海まで何マイル」は、山形ロケの山形の物語だけに、多くの方々が詰め掛けた。



この日のトップを切って上映されたのは「八日目の蝉」
第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など、10冠に輝いた珠玉の作品である。

成島出監督による舞台挨拶が行われた。

ご本人が話されたが、監督は昨年病気をしてYMFに来られなかった。
自分達もとても心配したが、復活した成島監督と再会し、心から祝福したのである。

また、次の作品の「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」の番宣も行う。



次に上映されたのが、手塚眞監督作品「ばるぼら」である。

手塚眞監督の父親は、あの手塚治虫氏。

日本の漫画の父である手塚治虫氏が、1970年代に描いた漫画「ばるぼら」は、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作品。

撮影監督は、クリストファー・ドイル。
主演は稲垣吾郎と二階堂ふみ。

東京国際映画祭で、最終ノミネート作品10本に残った作品。



そして、山形の物語…「海まで何マイル」
廣木隆一監督作品であり、監督の書き下ろしである。

沖縄映画祭の47都道府県の地域映画のトリを飾った、吉本興業とダイバーシティメディアの共同作品。

2011年の東日本大震災を舞台に、被災した県の隣の山形で起こった物語。



主演女優の菜葉菜は、今映画祭で、3作品目の舞台挨拶である。

昨年までは、YMFのプレゼンターやイメージ女優を務めていた。



行定勲監督作品「海風」
孤独な男と、傷ついた女が探し求めた、一瞬の夢を描く。

EXILE三代目 Jソールブラザーズの小林直己、秋山菜津子が主演。

5人の監督が手がける、シネマファイターズプロジェクトのひとつである。



行定勲監督作品としては珍しいハードボイルド作品。



この日最後の招待作品は、女優の原田美枝子さんの初監督作品で、「女優 原田ヒサ子」である。

連続ドラマの撮影が、日々続いている中でのYMF参加となる。

超忙しい中での舞台挨拶に、心より御礼申し上げる。

原田美枝子さんの実の母親をフォーカスしたドキュメント作品。



ここでしか観られない映画が、今年のYMF山形国際ムービーフェスティバルで上映することができたことは、とてもありがたいことである。

日本を代表する監督たちに、心より感謝である。

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