2014年の前作「マレフィセント」の続編となる本編は、さらに世界が広がり、オーロラ姫はムーア国の女王となっていた。
再び、妖精で魔女と言われるマレフィセント役に、アンジェリーナ・ジョリーが存在感を見せ、オーロラ役にエル・ファニングが成長するヒロインとして描かれている。
ヨアヒム・ローニング監督は、マレフィセントが人間の情感に触れて変化していく様を表したいと語る。
物語は、オーロラ姫が、アルスレッド王国のフィリップ王子にプロポーズされるところから始まる。
ムーア国とアルスレッド王国、対立していた二つの国がひとつになる…それが人々の夢。
しかし、そう思わない人もいた。
マレフィセントとオーロラ姫…母と娘の物語でもある。
妖精と人間の物語でもある。
次第に明かされていく、マレフィセントのルーツ。
公開される映画は、ほとんど観ている自分が、何故か「マレフィセント」の一作目は観ていなかった。
観始めてから、それに気がついたが、「マレフィセント2」に引き込まれていった。
多くの方々から、前作の「マレフィセント」をはるかに超える作品だと聞いていたが、その壮大で圧倒的なマレフィセントの存在感に魅了される。
やはり、様々な要素があふれている、本格的なディズニー映画であった。
東京や首都圏では大入りだが、何故か地方都市はあまり来場者が少ない。
きっと、馴染みがないのかもしれない。
しかし、この映画は、必見の映画である。
最後のクライマックスの決戦は、息を飲む迫力。
是非、劇場で観てほしい!
HuluにもNetflixにも、「マレフィセント」は無かったので、今日、自分は一作目の「マレフィセント」のDVDを遅ればせながら借りてきたのであった。