とても気になっていた店「あきよし」へ、昨夜、やっと伺うことができた。
ネットの居酒屋ランキングでも1位になったこともあり、予約が取れない店として話題である。
山形県の郷土料理と、その季節の「旬」の食材を使った料理であり、その新鮮さに唸ってしまう。
この日も、最初に出て来たのが、お造りである。
秋田県で採れた本ブリ、吹浦で採れたての鮮度が勝負の生タラ、人気沸騰の庄内おばこサワラの3品。
その刺身一枚の、ブツ切りの厚さに驚く。
「あきよし」の親方である佐藤幸一氏が、客席へ出向き、料理の説明をする。
この辺が人気店の理由かもしれない。
一緒に行った、映画「越年 Lovers」の片原朋子プロデューサーは、「あきよし」を絶賛していた。
先日、同窓会があり幸一氏と再会し、近々必ず伺うと約束したのである。
昔から、一本気な人間であり、一つの道をしっかり歩んで行くタイプの人間である。
山形一中、日大山形を通して、サッカー少年で、全国大会に2回も出場している。
真っ黒に焼けた顔で笑うと、白い歯がキラキラ輝いている様な奴であった。
その頃は、到底、料理人になるとか、人気店を築き上げるとか、まるで想像できなかったのだ。
次々と、山形県の誇る郷土料理が出てくる。
締めは麦切りであり、山菜で味付けをしている。
焼きおにぎりを食べたくなり、自分だけ注文した。
同窓会とは不思議なものである。
「あきよし」の佐藤幸一、「かっちゃん」の佐藤勝洋、「せんたろう」の石澤一広…。
皆んなと再会し、語り合い、近々必ず伺うと約束したのだ。
次は「かっちゃん」へ行く予定。
映画「小川の辺」の時は、お世話になった。
「親方、久しぶりです!」「親方、出張でしばらく山形に居なかったんですよ!」とか、お客さんから愛される親方がいた。
そんな、親方・佐藤幸一の割烹着姿を見て、正直、嬉しく感動した夜となったのである。
皆んな、頑張っているなー!
また、伺います。