8月8日(木)、パレスグランデールにて、山形キワニスクラブの8月例会が開催された。
キワニスクラブは、日本ではまだまだ新しいボランティア団体であり、世界的にはロータリークラブ、ライオンズクラブにつづく3団体目として注目を浴びている。
その活動のテーマは「世界の子どもたちへの奉仕〜Young Children Priority One」であり、子どもたちに向けたボランティアであるのだ。
山形キワニスクラブは、今年2月14日に、日本では38番目に設立された新しいクラブ。
世界96ヶ国8000クラブで組織されている。
その山形キワニスクラブの例会は、毎月山形市のパレスグランデールで昼食をとりながら行われるが、最初の講師は、特定非営利活動法人アジェンダやまがたの代表理事の児玉千賀子さんである。
パレスグランデール常務の武田靖子さんが、児玉さんの活動を是非話してほしいと、講演を引き受けて頂いたとのこと。
この日は、和田廣会長が所用で欠席で、笹原副会長が挨拶をされた。
山形市中心街地、七日町の大沼百貨店の創業家に生まれる。
桐朋学園大学演奏学科を卒業し、結婚。
2007年、中心商店街の活性化の為、アジェンダやまがたを設立。
だから「耳を開く」「聴くことに関心を持たせる」から始めるとのこと。
理解してもらう為の3要素は、メロディー、ハーモニー、リズム。
musickingミュージッキング…最終的な目的は、自分自身が主体的に音楽を奏でること。
非公開のVTRを見たが、子どもたちの成長ぶりは、あまりに素晴らしすぎて驚いたのである。
ピアノなどの楽器にまるで興味が無かった子どもたちが、いつしかピアノを触り出し、いつの間にか、天才的なピアノ奏者となる。
当然、付き添う2人の先生達の忍耐力と努力には、感動を覚えた。
改めて、児玉さんの活動に、心より敬意を表したい。
この山形キワニスクラブの存在意義を、益々高めて、深めていければとおもうのである。