宮城県牡鹿郡女川町出島の特定郵便局で、長らく郵便局長であった木村慎一叔父さんが、16年ぶりに山形に来られたのである。
最後にお会いしたのが、16年前の父の葬儀の時であった。
母の故郷でもある、出島の郵便局を65歳で退職をし、仙台市近郊の利府町に移り住んだのである。
母の兄弟は5人であったが、83歳の母と82歳の叔父の2人が健在である。
この日は、喜和子叔母さんもご一緒に来られた。
母は、2、3日前よりソワソワしており、前日は夜中まで部屋の片づけをしていた。
その嬉しさと喜びは、隣で見ていてもすぐ分かったのである。
自分も、心から再会を喜び、慎一叔父さんのお元気な姿を見て、感動すら覚えたのだ。
今回の滞在で、ダイバーシティメディア、ムービーオン、東海大学山形高校の3箇所を見学させていただく。
ダイバーシティメディアでは、吉村和康常務も一緒にお迎えをしたのだ。
喜和子叔母さんの実家は、石巻市北上町十三浜であり、よくアワビやウニを送ってくれる。
この日も、瓶いっぱいに生ウニを詰めて持ってきて下さった。
早速、ご飯にかけて食べる…絶対ドーパミンが溢れているだろう。。。美味すぎるのだ!
生のホヤもいただく。
酢醤油で、ペロリと平らげてしまった。
小学生の時に食べていた、出島の食材で、とてもとても懐かしい。
母は、何度も叔父と握手をしていた。
この世に生を受け、80歳を越えても、兄弟で一緒に笑い合えることは、素晴らしいことである。
山形に滞在していた二日間は、天童市の「滝の湯」にお世話になった。
叔父夫妻も母も、素晴らしい宿だと話していた。
1年に一度は、お会いできれば…と、叔父に伝えた。
いつまでも、お元気でいて欲しいのである。