あなたの “本当の願い” は、何ですか?
今回の映画「アラジン」のパンフレットの最初のページに、そう書いてある。
人間の生きる力となり、夢や希望の源泉は、「願い」であると自分は思う。
だから、「アラジン」には、願えを叶えるという究極の「果たす」「達成」「満たす」「充足」というテーマがあり、いつの時代も絶大なる支持を得るのである。
1989年から、ディズニー・ルネッサンスと言われた時期がある…「ライオンキング」「美女と野獣」などが製作されたディズニーアニメの全盛期である。
1992年、アニメーション映画「アラジン」が発表され、様々な記録を塗り替えた。
日本でのセルビデオの220万本の販売は、歴代1位である。
その時の楽曲「 A Whole New World 」は、アカデミー楽曲賞に輝いた。
砂漠の中にある洞窟。
リアル感溢れる映像で、ダイナミックでスケール感が素晴らしい。
魔法のランプは、自分たちが幼い頃からイメージしていたランプと同じだった。
荘厳で絢爛豪華な宮殿やドレスの数々も、圧巻である。
アラジン、ジャスミン姫、魔人ジーニー。
それぞれのキャストが、とても素敵で素晴らしい演技をする。
ミュージカルなので、リズミカルでテンポも最高で、どんどん物語に入り込んでしまう。
「シャーロック・ホームズ」「コードネーム U. N.C.L.E」「キング・アーサー」を手がけてきた監督のガイ・リッチーが、こんなにもクリエイティブでロマンチストであったことが、とても嬉しく思う。
この壮大な歴史的な映画「アラジン」を、是非MX4Dで観て欲しい。
魔法の絨毯に乗るとは、こんな感じなんだと感じることができるはず。
アラジンが誘う、非日常の世界を、たっぷりと楽しんでいただきたい。