首都圏を中心に、全国の映像制作に関係している会社によって組成されている、J-VIG 日本映像事業協会。
ダイバーシティメディアも、岩手ケーブルテレビジョンも、正会員になっており、東北のケーブルテレビ局も、賛助会員に名を連ねる。
名誉会長は澤田隆治氏、会長は森澤広明氏であり、長年事務局長として要になっているのが、谷弘氏である。
5月9日(木)、谷事務局長が山形入りをし、これからのJ-VIG の運営についてお話をいただいた。
現在は、岩手ケーブルテレビジョンから笹原代表取締役が理事に就任しており、自分が東北地区の支部長である。
理事体制、支部体制については、これまでの継続を依頼され、快諾させていただいた。
その後、谷事務局長の行きつけの「たこ壷」にて夕食。
谷さんとの出会いは、約15年前であり、その後、YMF山形国際ムービーフェスティバルなどに、顔を出してくださるようになる。
芸能界の生き字引のような方であり、この日も、戦後の混乱期の中から、今の芸能界やテレビ業界が、どのような沿革を辿ったのかをご教授いただいた。
谷さんは、生の目撃者なので面白い。
ここの娘さんが大阪の鉄板焼きで働いていたところに谷さんがお客さんとして行かれた。
そこで「実家が山形市でお好み焼き屋をしている」ことを聞き、「山形に行った時はその店に行く」との約束をしたらしい。
当初は、店の名前すら分からなかった。
手がかりは「娘さんが大阪の鉄板焼きで働いている」ということ。
山形のNTTハローページにある「お好み屋さん」に片っ端から電話をし、「娘さんが鉄板焼き屋で働いているのか?」聞き取り調査をする。
その結果、探していた店が「たこ壷」だと分かったのである。
初回は、自分はYMF山形国際ムービーフェスティバルの開催中だったので、谷さんに同行できなかったが、ダイバーシティメディアの笹原専務、岩手ケーブルテレビジョンの阿部社長と小川専務が同席して、ご主人ともとても良い出会いができ、お好み焼きも美味しかったと報告があった。
そんなこともあり、他のメンバーは、2、3回お伴しているようだったが、自分はなかなか伺う機会がなかった。
この日、始めて「たこ壷」へお邪魔する。
お好み焼き3種も、ポン酢、レモン醤油、ソースなど、味付けが違う。
マシュルームチーズのお好み焼きや、明石焼き、ねぎ焼き…どれも美味しい。
銀座、赤坂、六本木だけではなく、こういう雰囲気がいいんだ…と谷さんは言う。