山形県は、県民1人あたりのラーメン消費量が日本一。
日本人で、最もラーメンを食べる県民である。
それだけに、至る所にラーメン店があり、多種多様な魅力を発揮している。
その中でも、山形県のラーメンの歴史を語る上で、赤湯辛みそラーメンの「龍上海」が果たした役割は大きい。
ラーメンブームに火をつけたと言ってもよく、全盛期には山形県内で、10店舗近い暖簾分けをした支店があったのである。
南陽市赤湯の龍上海本店は、今も大人気であり、平日さえも長蛇の列ができるのだ。
その赤湯本店と双璧と言えるのが、龍上海・山大医学部前支店。
麺もスープも、ほぼ同じである。
辛みそも同じなので、こちらもあっという間に満席になる。
ゴールデンウィーク中に行ったが、午前11時30分でギリギリ座れた。
醤油ラーメンは、金ちゃんラーメンが美味い。
そして、出てくるのが早い。
ダイバーシティメディアの近くにあるので、よく金ちゃんラーメンの南原店には伺う。
昔食べた、「支那そば」の様な味であり、とてもシンプルである。
アッサリしていて、クセになる旨さがある。
山形には、夏の冷やしラーメンの発祥地の栄屋ラーメンもある。
どこで食べてもハズレはない。
山形にお越しの際は、ラーメンを是非食べてみてほしいと思う。