時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になろうという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一という夢を抱く若き王・嬴政（後の秦の始皇帝）を、壮大なスケールで描く物語…「キングダム」
現在までに、単行本は５４巻まで刊行され、累計発行部数は、２０１９年３月現在で４０００万部を突破する。
監督は、「GANTZ」「アイアムヒーロー」「図書館戦争」の佐藤信介氏。
これまでも、何度もムービーオンに来場してくれた友人である。
秦国の六大将軍最後の一人、王騎。
王宮内の権勢争いには興味を持たず、血湧き肉躍るような戦場を求める。
その存在感は、この時代では、最大級である。
童である主人公の信が、最も憧れた存在である。
山の民を武力で束ねた、美しき山界の王・楊端和（ようたんわ）が、信たちを助ける。
主人公の戦災孤児の童・信。
ある日出会った王騎将軍に憧れ、いつか大将軍になろう信は大きな夢を抱く。
信の幼馴染の漂と瓜二つの、若き秦王・嬴政（えんせい）
弟から命を狙われるが、瓜二つの漂から助けてもらう。
兄を亡き者にして、王位の正当な継承者として君臨しようとする成嬌。
山の民が加わった。
そして、弟の成嬌軍との決戦。
２人の夢は、途方もなく大きな夢。
その夢は修羅の道。
若き２人の戦いの火蓋が、小気味好く、感動的に切られるのである。
この大型連休は、映画「キングダム」を観に、ムービーオンへ。