1月30日(水)、シンクレイヤの山口正裕社長及び担当者の方々が、ダイバーシティメディアに来社された。
山口社長とは、シンクレイヤの前身の「愛知電子」の時代に、ランシティのモデムを購入させて頂いたり、センターにC4などの通信機器を導入したり、様々な場面でお付き合いさせて頂いている。
まさに、インターネットの草創期で、ケーブルテレビ業界が、多チャンネルに加えて、新たなインターネットというツールを持つことになった。
ケーブルテレビ会社が、産業としての市民権を得たのは言うまでもない。
一挙に、全国的に、赤字から黒字へ変わっていった。
当時、旧ケーブルテレビ山形の株式を購入していただき、その後、愛知電子さんが増資をする際に、こちらが株式を同額引き受けた。
そんな深い関係がある。
そして現在、時代はテレビの高度化とスマート化の流れが広がっている。
昨年の12月1日から、BSで4K放送が開始した。
4K放送を視聴する為には、パラボラアンテナを購入して個人受信するか、ケーブルテレビに加入して視聴するかの二択しかなく、ケーブルテレビ業界にとっては、しっかり時代に沿っていく必要がある。
シンクレイヤの山口社長とは、この20年間の歴史を振り返ったり、放送革命とも言える現状の分析や、放送と通信の融合などについて話をする。
山口正裕社長は、現在、日本CATV技術協会の理事長である。
しかし、彼の人間力は素晴らしく、お会いした20年前から、その評価は一度も変わらなかった。
自分が、英会話を始めたキッカケは、山口社長である。
彼が、アメリカのケーブルテレビショーで、日本のCATV技術協会を代表して、約1時間のスピーチをする際に、特訓の為に英会話の個人レッスンを受けたとのこと。
それが、以前の日商岩井の社員の時に、アメリカ駐在したことを思い出し、スキルが蘇ったとの話。
年齢は、自分より先輩の彼が、そんなチャレンジをしたことに、感銘したのだ。
素地は違うが、自分もチャレンジしたいと思ったのである。
昨日お会いした時も、相変わらずの自然体であり、その変わらぬ人柄に親しみを感じた。
この魅力はどこから来るのだろう…。
お父上は、アンテナ業界のカリスマであられた。
それを引き継ぎ、社名を変え、株式を上場させた山口社長。
これから、さらなる高みを目指して、共に頑張ろうと、再会を誓い別れたのである。