毎年、12月31日は、山形市大曽根の山二醤油醸造株式会社へ伺う。
昼は必ず、山二醤油の新関徳次郎社長と「さとみの漬物講座」の新関里美さんご夫妻宅で食事をとる。
自分の妻の実家であり、新関徳次郎社長は妻の実兄。
今年も、お義母さんへの年末のお参りも兼ねて伺った。
お義母さんの生前から、お節料理や漬物、お餅も義兄が早朝についてくれる。
全ての料理が、そのまま郷土料理店に出せるくらいの一流のレベルであり、毎年、驚くばかりだ。
つきたての餅は、餅米から植えて育てている「奥白玉」
以前は、収穫時には、実が重く倒伏していまい、生産者からは敬遠されていた餅米であった。
作るのに手間暇がかかり過ぎ、美味しいけど割りに合わないとのことで、誰もが作らなくなってしまった。
幻の餅米…そう言われる所以である。
今では、それを大曽根餅つき保存会で植え育てているのだ。
納豆餅、くるみ餅、雑煮餅と、今回も3種類の餅を食べるが、ナンバー1は、くるみ餅が圧倒的に群を抜いていた。
納豆餅も、やはり極上の美味しさ!
そして、雑煮餅。
味つけも流石であり、さすが大曽根餅つき保存会の会長と、そのご内儀である。
漬物は、当然、十八番である。
「さとみの漬物講座」の生徒さんは、約200名に迫ったとか…。
新聞でも、よく取り上げられている。
お節料理も、お義母さん譲りであり、他におでんや鯉の煮付けなど、十分過ぎる昼食となった。
翌日の年明け2019年元旦、ムービーオンやまがたにて、大曽根餅つき保存会の黄色のハッピが威勢をあげる!
ムービーオン「新春・開運餅つき大会」の開催である。
(1日2回の開催)
納豆餅と、きな粉餅。
2つに並ぶ方もいる。
高校卒業間近の甥っ子が、義兄を手伝っている。
こういう伝統的な技は、伝承することが大切なのだろう。
今年一年、健康で幸せを感じられる一年であってほしい。