YMF山形国際ムービーフェスティバル2018の2日目、各賞の発表と授賞式を終え、ムービーオンやまがたのホワイエで開催されたレセプションパーティーは、大いに盛り上がった。
午後9時30分くらいまで続き、御開きとなった。
その後、今回のノミネート監督と制作スタッフ、東北のケーブルテレビ会社のトップの方々、選考委員のメンバー、特別顧問の皆さん、招待作品の監督と役者、さらには俳優やアーチストなど、実にゲストは90名に上り、ほとんどが二次会に流れる。
二次会の会場は、パセオとフェイスの2ヶ所である。
パセオには、行定監督、瀬々監督、廣木監督などのベテランの監督陣、選考委員と特別顧問の皆さんなどが集まる。
船越英一郎さんの発声で乾杯をする。
「映画」というキーワードで繋がれるという、魔法の時間と空間。
これが行定監督が言う、「映画祭は、夜が一番おもしろい!」と言うことだろう。
毎年思うが、多くの才能を持つ一線級の監督やプロデューサーや役者が集まるから、話の内容が格別におもしろいのだ。
ここだから、様々な話ができるし、次の映画の企画やキャスティングもできる。
だいぶ二次会が盛り上がったところで、アンダーグラフの真戸原くんが、YMF山形国際ムービーフェスティバルのテーマソング「まだ見ぬ世界を映しながら」を熱唱、みんな心を掴まれる。
翌日のエンディングライブで歌う、東北の歌姫の熊谷育美ちゃん。
リハーサルを終えて参加してもらい、東北復興のシンボル的な楽器「雲の遥か」を歌ってくれた。
もうひとつの会場フェイスでは、はち切れんばかりのエネルギーが必要溢れていた。
なんと言っても、この日の主役達である、各賞受賞者監督とそのスタッフが集まる。
東北のケーブルテレビ会社の経営トップの皆さんも、盛り上がっていた。
選考委員や特別顧問も加わり、「映画トーク」であったり、最終ノミネート作品について話し合う。
自分の他に、行定監督や古賀プロデューサー、手塚社長と俳優の結城貴史も毎年参加する。
廣木監督達も、途中から参加。
プロもセミプロもアマチュアも、「映画づくり」について語り合う。
普通はありえない光景だが、映画祭の夜だから、みんなひとつの世界で会話ができるのである。
昨年もそうだった….。
一昨年もそうだった…。
時間が足りない。
もっと話しをしたい。
想いを伝えたい。
既に真夜中、午前0時を過ぎている。
行定監督の映画「真夜中の5分前」ではない。
そして、午前2時過ぎ、に会場とも解散となったのである。