今年で14回目を迎える「YMF山形国際ムービーフェスティバル」
世界に冠たる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」とは違って、まさに民間のチカラで、行政の資金支援を受けずに、運営しているから素晴らしいと自負している。
過去に、YMFのプレイベントとして、「山形市民大学の開催」を山形市の補助を得て行ったことは2回ほどあるが、それもYMF側としては持ち出しの協業事業として、広く山形市民の「映画製作ワークショップ」を開催したのである。
しかし、そうは言っても、山形市から億単位の支援の「山形国際ドキュメンタリー映画祭」とはまるで違う、「YMF山形国際ムービーフェスティバル」は、映画を愛する熱い思いだけで、協力してくださる人々や企業で成り立っているのだ。
特に、東北ケーブルテレビネットワークからは、開催当初から物心両面で、ご協力をいただいており、心より感謝申し上げる。
日本ケーブルテレビ連盟東北支部、映画製作者連盟、映団連、日本興行組合からも支援を頂いている。
今年の開催は、11月9日(金)、11月10日(土)、11月11日(日)の3日間である。
「才能よ、雪に埋もれるな。」をテーマに、この13年の間、多くの若き才能達が何百人も、毎年応募して下さったのがありがたい。
今年の締め切りは、8月31日(金)。
既に応募作品が多数集まって来ているが、駆け込みも毎年多いため、予備審査が先週から始まっているのだ。
多くの方々の応募作品。
すべてDVDであるが、ドロップアウトしているものもあり、ダビングする際、しっかりと確認していただいた方が良いと思う。
また、30分をオーバーすると、審査対象外となる為、規定のルールを守って応募して欲しい。
数千万円、数億円の映画製作資金が受けられる可能性があるコンペディション。
一昨年からは、アマ、プロの枠が外されて、かなりレベルの高い作品しか、最終ノミネートには残らない。
ベストなカタチでの応募をお願いしたい。
選考委員から観ていただくのは10作品のみ。
第一次の予備審査会にも、すべて参加して観るつもりである。
またしばらく、寝不足の日々が続くのだ。