先日、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2018 YAMAGATA「SAKE部門」
9つのカテゴリーがあり、カテゴリーごとに競われる。
純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・古酒・スパークリング酒・普通酒の9部門。
それぞれに、金、銀、銅のメダル受賞酒と、推奨酒が選ばれ、金メダル酒の中で、最も優れた1本に最高賞にあたる「トロフィー」が授与される。
それがトロフィー酒である。
山形県は、3つのカテゴリーでトロフィー酒を受賞した。
純米吟醸酒の部門で、麓井酒造の「フモトヰ純米吟醸山田」
本醸造酒の部門で、東北銘醸の「初孫 伝承生もと」
古酒の部門で、加茂川酒造の「貴醸大古酒 古時計」
「古時計」ではなかったが、加茂川酒造の古酒を頂く。
「なんだこりや〜」と思った。
まるで、中国の紹興酒である。
アルコールはダメな自分でも、それ以上に美味いと思った。
「古時計」は、既に20万円以上の値がついているという。
初孫は、「伝承生もと」とは、兄弟のように美味い酒が振舞われた。
前回は、東北銘醸の「フモトヰ」をいただいた。
今回は、他の2本をいただく。
ちなみに、金メダル酒は、山形県が17銘柄で日本一。
2位に栃木県が9位、3位が福島県の7位。
4位は新潟県と兵庫県である。
出羽桜の仲野社長や、十四代の高木専務など、誇るべきものを作り上げて来た。
今、まさに、さらに突き抜けていこうとしているのだ。
すっかり山形県の誇りとなった日本酒。
物語は、始まったばかりである。