5月30日(水)、ダイバーシティメディアにて、東北ケーブルテレビネットワーク(TCN)の取締役会と4Kプロジェクト提携局会議が開催された。
取締役会では、決算の承認と株主総会の招集などを決めた。
また、新取締役に、岩手ケーブルテレビジョンの阿部新一社長、気仙沼ケーブルネットワークの濱田専務が選ばれ、株主総会を経て取締役に就任することとなる。
現取締役には、副社長の松浦隆一秋田ケーブルテレビ社長、日高邦明仙台CATV常務、奥出潔、吉田淳一ダイバーシティメディアの各取締役、そして自分は変わらず。
監査役には、佐藤健一青森ケーブルテレビ社長、齊藤聡三陸ブロードネット社長、笹原美喜夫ダイバーシティメディア専務。
松浦隆一社長は日本ケーブルテレビ連盟の副理事長であり、佐藤健一社長は東北の支部長である。
提携局会議では、さらに東北の他のケーブルテレビ局の代表者の方々も入り、取締役会の報告と、株主総会の開催、新役員の紹介などをさせていただく。
また、会議終了後に、長年にわたり東北ケーブルテレビネットワークの専務を務めて下さった、北上ケーブルテレビの加藤正昭専務の退職慰労会をやろうと企画していたが、突然の所用の為、この日残念ながら来られなくなった旨を報告する。
各社から、多くの活発な意見が出る。
大きく変わる放送通信の流れについて、各ケーブルテレビ局の真剣さを改めて感じた。
また、ポータルサイト運営会社は、東北ケーブルテレビネットワークが筆頭株主となる別会社を設置して運営をする方針を固めた。
その後、山形ワシントンホテルのガスライトで、懇親会を開催する。
放送通信のこれからと、全国の業界の状況など、様々な角度からの情報交換、さらには、日本の政治や経済やメディアの在り方などについても、議論がおよび、とても有意義な懇親会となった。
本来であれば、加藤専務と松浦社長が、山形に来れば必ず寄るルーブルのママさんに顔を出し、事情を説明して、秋田の松浦社長と青森の佐藤社長は、泊まらずお帰りになる。
残ったメンバーは、二次会で、さらにポータル会社についてや、最近のコンテンツ、映画などについて話し合う。
また、2020年に登場するだろう「5G」についても話になる。
提携局会議では、総務省に、勉強会を依頼することとなった。
岩手県出身で山形在住の柚月裕子さんの映画「孤狼の血」も話題となり、北九州出身のニューデジタルケーブルの中野社長は炭鉱の町について、気仙沼ケーブルネットワークの濱田専務と八戸テレビの大久保社長らは海の男について、どちらも「孤狼の血」の男達につながる気質を持っていると言う。
各県の代表の方々との話は、いつも、地域性に気づかされることがありとても楽しい。
しばらくぶりの、みんなが本音で話せた夜となった。