山形県立山形南高等学校を支えている5組織が集う唯一の機会が、この「躍進・安全祈願祭」である。
学校の教職員の代表、同窓会の代表、スポーツOB会の各部の代表、文化部OB会の各部の代表、PTAの会長副会長。
一堂に会し、関係者全員の健康と安全を祈願し、全組織のさらなる躍進を願うのである。
毎年、事務局はスポーツOB会が請け負うことになっており、今年の司会進行は武田允興スポーツOB会副会長である。
武田允興先生は、自分の高校3年生時の厳しくも愛情溢れる担任の先生で、レスリング部の顧問としても活躍していた。
里の宮・湯殿山神社の渋谷宮司より、「躍進・安全祈願」をしていただく。
そもそもこの祈願祭は、13年前に、この日は所用で出席できなかった、当時の千歳貞治郎同窓会長が提唱したものである。
それまでの、歴代のスポーツOB会長が、藤井創立会長、稲田先輩、渡部先輩、前田先輩、藤巻先輩と、スポーツOB会長の在職中にご病気になり他界されたことが重なり、鈴木庄八先輩の時に、この会を発足したと記憶している。
それも、同窓会とスポーツOB会だけではなく、文化部も学校もPTAも入り、山形南高校関係者全てで、健康と安全を祈願し、さらなる躍進を遂げようということであった。
その甲斐あってか、鈴木庄八先輩は、健康のまま現職スポーツOB会長を退かれた。
進行役の、武田允興スポーツOB会長が、全体写真の立ち位置を仕切られる。
そのせいか、とっても整然とした、良い写真が出来上がった。
板垣隆スポーツOB会長の挨拶。
米沢東高から、この4月に山形南高校の校長に就かれた大沼敏美校長。
荒井満同窓会長の挨拶。
料亭「あげつま」の、春らしいお膳が並ぶ。
各部のトップだけに、リーダーたちの集まりは、凄い勢いの宴会にいつもなるのだ。