とにかく、ホッとしたというか、嬉しかった!
ムービーオンやまがたのネットワーク店舗であった、嶋地区の済生病院前にあった「そば処・吉水庵」が、3月末に閉店となった。
地域からは、とても惜しまれた閉店であり、女将さんの川合富士枝さんの人柄もあり、ほとんどの方が、再出発を望んでいた。
しかし、川合女将は、黙して語らず。
「もう、歳だから…。」の一点張り。
嶋地区から、日本そば屋が無くなるのも、とても残念であった。
YMF山形国際ムービーフェスティバルのゲストや来場者も、皆、足を運んだ店であったからだ。
しばらくして、いや、4月になって直ぐくらいか…同級生の最上川の清水茂子さんからフェイスブックで、女将さんが再起するらしいとの話を聞き、ダイバーシティメディアやムービーオンやまがたの「吉水庵」担当の工藤課長が、場所を突き止め、パンフレットを持ってきてくれた。
4月27日(金)、午後9時まで、ダイバーシティメディアで打ち合わせ。
パスラボ、ムービーオン、ダイバーシティメディアの、それぞれの次年度の収支計画など、各社の経営陣で打ち合わせをした。
夕食を取るのを忘れていて、駅前で、ソバかラーメンでも食べるか…と、秘書課の後藤課長代理の運転する車に乗り込み、山形駅前に向かうが、頭の隅にあった「男の居場所」へ行ってみようとなり、そこから電話をして向かう。
相変わらず、家庭料理、山菜料理が出てくる。
「吉水庵」と同じであった。
変わらぬ川合女将が元気に「いらっしゃいませ!」
「そば湯はいかが?」の代わりに、「ビールはいかが?」と、10回くらい言っていた(笑)
ダイバーシティメディアの笹原専務と、パスラボの武田常務は、ビールを何杯か飲んでいた。
昨日も、マスコミの大御所や、建設会社の社長、IT企業の社長など、山形の経済界の重鎮たちがいらっしゃっているらしい。
山形新聞に、この店の記事が出ていたからであろう。
夕食を食べていなかったし、お酒も飲まない自分は、とにかく、ありったけの食べ物を出してもらう。
とてもヘルシーで、美味しかった。
隣で飲まれていた、ミウラ写真商会・三浦写真スタジオの三浦登喜男会長が、高木酒造の「朝日鷹」を持って、一緒にカンパイしようとなった。
女将の底知れない人脈と、閉店して半月で開店に漕ぎ着けた凄さに、敬意を表したい。
やっぱり、河合女将のソバは食べたいのである。
三浦会長は、同じ歯科医院に通っており、時々、ご挨拶程度だったのだか、父親は大変お世話になった。
しかし、川合富士枝さんという方も大したものである。
あの細身の体のどこから、無限大のエネルギーが出るのだろうか!
応援団も、素晴らしい方々ばかり。
会合や宴会では、自分が、真っ先にお酌をしに行く人ばかりである。
まだ、新店舗開店のハガキも来月に出すそうである。
この辺の段取りも悪く、「開店記事の前に、挨拶状だべ!」と言うと、「そうなの。大変大変!」と、あの笑顔で話しは消えてしまう。
是非、男以外の女性の方々も、たくさんいらっしゃっていたので、家族や仲間や仕事のメンバーと、行かれてみては…。
最後に「ソバかラーメンか焼きおにぎりは、必須!」と、ワガママを言ってきた自分であった。
やっぱり、河合女将のソバは食べたいのである。