4月15日(日)、青森ワッツとの第2戦目。
前日の14日の107対87という、20点差の完敗に対して、山形ワイヴァンズの実質的な、指揮を採る石川裕一アシスタントコーチ、小関ライアン雄大ヘッドコーチ、佐藤洋一GMが、夜中まで打ち合わせをし、対策を練っていた。
その報告を、佐藤洋一GMから自分が受けたのは、翌日15日の午前0時を少し回っていた。
リバウンド、ディフェンス、スリーポイント対策などの報告と、選手達のコンデションの良し悪しを聞いた。
具体的な選手達とのミーティングは、15日の当日の朝に行うとのこと。
悔しさが、バネになるし、やはりバスケットボールを仕事としている意地があるだけに、彼らの必死さは胸を打つ。
そんな中で迎えた青森ワッツ戦。
河野のコンデションが悪かったので、代わりにこれまで以上に、秋山の出場が多くなるとのこと。
特別指定選手だけに、期待が高まる。
会場は、紫色一色となる。
自分は普段はスーツであるが、前日14日夜のブースターとの交流会で、皆さんから、「社長も、たまには紫色のTシャツを着たりグッズをつけて!」と言われたので、4年目にして初めてTシャツを着て応援する。
何とか着れたことに喜びがあった。
大風亨社長は、「加圧シャツだと思うと良い!」と話していた(笑)
山形県からは、観光文化スポーツ部の武田啓子部長以下3名の皆さんが来場。
武田部長は、初観戦とのこと。
この日、モンテディオ山形も、今季ホーム戦初勝利を納め、森谷社長も駆けつけてくださる。
また、昨年度まで、山形県立山形南高等学校のバスケットバールを長年育てた細谷尚寿先生も応援に来てくださり、大神先生も入れ、モンテディオ勝利のフォーショット!
選手たちは、昨日の試合の反省点を修正して、ディフェンスもしっかりしていた。
前半は接戦だったが、後半は、大きく青森ワッツを引き離す!
圧巻だったのは、藤岡昴希のダンクシュート!
秋山熙がスティールしたボールを藤岡にパス。
それをしっかり決めた。
専修大学出身の後輩から先輩へのパスとシュートが、会場を盛り上げる!
最後には宮坂侑も出場し、ベンチ登録者全てか出場した。
まさに、全員プレーで掴んだ勝利である!
さまざまな困難な壁を乗り越えるチカラを、どう引き出し発揮するのか。
たった二日間の明暗だったが、多くを学んだ二日間であった。
ワイヴァンズチアリーダーも、全員参加の日となる。
最後は、選手達とファンの距離が縮まり、みんながひとつになれた…。
そんな素晴らしい日となったのである。