先日、Bリーグのバイスチェアマンであり、千葉ジェッツふなばしの代表取締役社長である島田慎二氏が、山形県の荘内銀行の山形ゆりの会で、経営者180名に講演してくださった。
その夜、自分との懇親の席で、高校時代に「日大山形高校」のサッカー部に3年間在籍していたにもかかわらず、山形市の観光地や名刹をほとんど訪ねていないと話していた。
特に、「山寺の立石寺」には、登ってみて、奥の院で参拝したみたいと言っていた。
その要請を受け、パスラボ山形ワイヴァンズの武田宣行常務が道案内を買って出た。
翌日は、流石に千葉ジェッツ社長の飛ぶ鳥落とす勢いの島田社長だけあり、晴天であった。
晴れたのである。
まずは、天童市の高擶の「そば吉里吉里」
パスラボ山形ワイヴァンズの武田宣行常務と、千葉ジェッツふなばしの島田慎二社長は、先ずは腹ごしらえをしたのである。
松尾芭蕉が1689年に訪れ、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と、「奥の細道」に記載した。
その同じ道のりを進んで行く。
仁王門前。
山寺は「宝珠山 立石寺」が正式名称。
1015段の階段を登って行く。
円仁(慈覚大師)が860年に開山した天台宗の寺院であり、比叡山の延暦寺から分火された、不滅の法燈が灯されている。
スーツで来た島田社長に、パスラボ山形ワイヴァンズのジャージとトレーナーとジャンパーを着てもらい、登山に合った服装で登ってもらう。
この時期は、まだ残雪もあり、大変なのである。
階段を1段登るごとに、煩悩を払う事ができる。
そして、五大堂に到着。
山形市内が一望される場所である。
山寺は、最近では、映画「3月のライオン」のラストシーンで使われた。
登り口から、山寺駅に向かうと、遠藤正明社長の「遠藤商店」で、山形名物「玉こんにゃく」を食べて、絶賛していたそうである。
Bリーグの行く末を、不滅の法燈に願いを込め、末代までも続くことを願ったのであった。