昨年、広東省の青年実業家達20名と、山形の経済界を結びつけて下さった王惟尊氏が、今回は中国の深圳市のHBCRグループの韓国・日本担当責任者の金紅花氏を山形まで連れてきて下さった。
休日の日曜日であるが、明日、金紅花氏は韓国の平昌冬季五輪会場へ行かなければならないとのことで、今日のランチミーティングとなった。
食事場所も、打ち合わせをしながらの食事であり、中国の方々なので和食が良いと思い、「辰寿し」の鴨鍋と寿司にしたのだ。
当然、個室を準備していただく。
東北は初めてという金さん。
とても頭が良い方で、お姉様は北京から東京大学に進み、現在は慶應大学の教授である。
お兄様は、韓国ソウル在住でメディアプロデューサー。
ご本人は、北京を拠点に、深圳、ソウル、東京を行ったり来たりされ、映画やテレビの仕事をされている。
つまり3人のご兄弟が、中国の北京、韓国のソウル、日本の東京に住んでいらっしゃる。
とても重要なトライアングルである。
金さんからは、最初に、中国国際短編映画祭の説明を受けた。
彼女のメディアグループが運営している。
YMF山形国際ムービーフェスティバルとの連携の話になる。
中国は、政府とメディアがしっかり繋がりながら、金さんの会社が海外とのやりとりをされている。
金さんとは、とても素晴らしい出会い。
これからの日本のメディア界、映画界の展開を感じた。
王さんにも感謝である。
映画祭のコラボレーションに関しては、ムービーオンの高橋常務が担当となる。
自分からも、YMF山形国際ムービーフェスティバルやドキュメンタリー映画祭、そして、山形市がユネスコの映画都市に認定されたことを話す。
さらに、ダイバーシティメディアのコンテンツの豊富さに、興味を持たれていた。
バスケットボールやサッカーや音楽や映画。
さらにはドラマコンテンツ。
次に、深圳文博や文化産業フェアの話をいただく。
これは産業として、富裕層向けの窓口のようであり、フォロアーが数百万人に上っており、富裕層へのネット販売でもある。
これについては、ダイバーシティメディアのSNS担当の和康メディア戦略局長が担当になる。
寿司も喜んで食べていただいた。
しかし、知りたいことがお互いありすぎて、約3時間強のディナーミーティングとなったのである。
辰寿司の皆さんには、ご迷惑をかけ申し訳なく思っている。
鴨鍋は、みんな、とても美味しくいただく。
王さんは、とてもエネルギッシュな方で、誠実で信頼が持て、ネットワークは中国でもかなり広い。
みんなで、様々なカテゴリーでのコラボレーションを模索した。
金さんは、彼女のグループトップと再来日するとのことであった。
もしそうなら、中国でも、最も急成長している深圳の唯一のメディアのトップ。
ちゃんとした、ビジネスモデルを確立していなければならないと思った。
中国の深圳市。
急成長して、人口2000万人に迫る。
驚くのは、市民の平均年齢が28歳とおっしゃっていた。
中国の富裕層の二世達の町である。
そこから来た、金紅花氏。
名前の「紅花」が、山形の県の花だと伝え、ご縁を共有した。
空から太陽が覗き、陽の光の中、雪が幻想的に待っていた。
果たして、この出会いが、ビッグビジネスにつながるか否か…。
もともと、友人の菊地保寿堂の社長が繋いでくれたご縁。
この後、ムービーオンをご覧いただき、午後5時の新幹線で、東京にお戻りになった。
再会を楽しみにしている。
再会を楽しみにしている。