今日の午後、突然会社に顔を出してくれた。
当時、最も信頼を持っていたパスラボ山形ワイヴァンズのガードヒデこと、背番号12番の柏倉秀徳選手。
ワイヴァンズの選手の激励の為に、来てくれたのである。
現在は、筑波大学の女子バスケットチームの監督。
当時よりも、身体が逞しくなったような気がした。
「ヒデ、今からでも現役復帰でワイヴァンズでプレーして欲しい!」と言ったら、あのシャイな感じで笑っていた。
「でも、いつか、ワイヴァンズの指揮をとる日があるということも、考えていてほしい!」と、しっかり伝えた。
Bリーグ開幕を翌年に控えた2015ー2016シーズンをもって、ヒデは現役を退いた。
心から彼を慰留したが、彼は、当時、母校の筑波大学の講師の道を選んだ。
プロの選手としても、人間としてもリスペクトしていただけに、彼の引退はワイヴァンズにとっては痛手だったが、彼の将来を考えれば、仕方がないと諦めたのであった。
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彼との思い出、あの時のメンバーの一人一人を忘れてはいない。
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最後の日、固い握手をして、お互いの健闘を祈ったのである。
その後も、電話で何回か話だが、約2年ぶりの再会だった。
彼との思い出、あの時のメンバーの一人一人を忘れてはいない。
連絡をマメによこし顔を出してくれる選手や、一切連絡が来ない選手もいる。
様々な選手がいる中で、柏倉秀徳氏は、とても謙虚で、静かなる闘志がみなぎり、信じることができる人物であった。
今回は、山形県で行われる女子の大学バスケットボールの試合を視察に来たそうである。
せっかく会社に寄ってくれたのに、パスラボ山形ワイヴァンズの選手たちは、あいにくの愛知県へアウェー戦の為に留守だった。
ワイヴァンズの試合は、とても気にしてくれるといい、気にかけてくれていた。
今回の、ワイヴァンズへの激励が、素直に嬉しかった。
再会を誓い、別れたのである。
いつか、レジェンド柏倉秀徳のパスラボ山形ワイヴァンズの総監督就任の日が、現実になれば楽しいだろうと思うのだが…。