10月13日の金曜日、エイベックス・スポーツ株式会社の代表取締役社長をされていた、ショーンこと伊藤正二郎氏とお会いした。
慶應ボーイの割には、その経歴はなかなかの強者であり、キックボクシングのジムに通い、東京の夜のど真ん中で名前を売ったようなヤンチャさがある。
しかし、それが高じて、最初はボディーガードでエイベックスに入社された。
そして、様々な音楽シーンが絶頂期の時に、エイベックスの敏腕プロデューサーとなり、多くのことを仕掛けてこられた。
(写真の右側の人物である)
エイベックス・スポーツ株式会社代表取締役社長となり、ダルビッシュ選手や本田圭佑氏などのプロデューサーでもあり、1つ1つの話が、とても面白かった。
今回、エイベックスグループは、多くの関連会社を、シナジー効果を高めブランド力をより魅力あるものにする為に、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社へと変貌を遂げた。
それを機に、エイベックス・スポーツ株式会社もそこに統合され、伊藤正二郎氏は、インターナショナル事業部インターナショナルマーケティング&プロモーション・ゼネラルマネージャーに就任したのだ。
ライブはもとより、これからは、エンタテイメントの総合商社のような中で、エイベックスの世界観を、世界中に展開して行くとのこと。
そこで、東北ケーブルテレビネットワークや、東北のバスケットボール、さらにはライブビューイングなど、様々なコラボレーションができるとの話となる。
あまりにもスケールが大きいが、1つ1つ取り組んでいきたい。
今年最後となる松茸の土瓶蒸し。
ケンケンこと渡辺健太郎氏が、こよなく愛し、名指してお世話になる老舗料亭「四山楼」
伊藤博文翁が名付け親である。
渡辺健太郎氏が連れてくる東京の客人は、必ずここの料亭に上がるのである。
お造りと、アワビ。
そして、ハタハタの味噌田楽。
これまでお会いした、芸能界の経営陣にも、このような感性の持ち主は珍しい。
マズローの五段階欲求説や、デュヒュージョンセオリー、セカンドウィンドなどなど、心理学やマーケティング理論が目白押しであるが、アーチストやアスリートの具体的なエピソードと共に語れる話の面白さは、ショーンこと伊藤正二郎氏ならではのコミュニケーションスキルである。
伊藤正二郎氏との物語が、東北のエンタテイメントを変えるのか?…物語は始まったばかりである。