映画「三度目の殺人」は、是枝裕和監督が、原案、監督、脚本、編集を手がけた作品である。
つまり、是枝監督が、物語を作り、映像化し、映画にした、まさに是枝ワールドの映画である。
さらに、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式に出品され、日本アカデミー賞最優秀作品賞、監督賞、撮影照明賞の4冠に輝いた「海街diary」で、是枝監督から抜擢された広瀬すず。
彼女は「海街diary」で、日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得する。
カンヌ国際映画祭審査員賞他、国内外の数々の賞に輝いた「そして父になる」
あれから4年。
福山雅治との、最強タッグが実現した。
そして、日本を代表する名優の役所広司が、是枝監督の映画に初参加する。
役者の良さや才能を、十分知っている監督だからこそ、この、何とも不可思議で、様々な感情が交錯する、登場人物の綾が、上手く表現できたのだと感じた。
裁判で勝つためには、真実は二の次と割り切る弁護士を演じる福山雅治。
そして、秘密を隠している被害者の妻と娘。
是枝監督が、満を期して世に問うたサスペンス作品。
これまで「家族」をテーマにしていた是枝監督が、今回はサスペンスである。
しかし、その裏に走る大テーマを、是非、見つけて欲しい!
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お早目にご覧ください。