パスラボ山形ワイヴァンズの今日の試合は、昨日に続きバンビシャス奈良とのアウェー戦。
昨日は約20点も引き離し、力の差を見せつけたが、今日の試合は、自滅した感じがした。
3クォーター終了時点で、山形ワイヴァンズが40点、バンビシャス奈良が62点。
22点差であった。
最大で約30点差まで開いたのである。
連戦の疲れもあるだろうし、外国人2人の負担もあるだろう。
でも、個々人のスキルやレベルは、ワイヴァンズの方が上であり、チーム力も上であるはず。
ところが、途中約30点差まで離されるのである。
ビリーも、スリーポイントをしっかりマークされ、なかなかシュートを打てない。
また、インサイドをガツガツ攻めるウィルであったが、やはりファウルを受け、ジャッジも含めて、消化不良であった。
ウィルにとどまらず、その消化不良は多くの選手に伝播してしまい、イライラ感と怒りとで、雑なプレーになってしまい、自滅感が拭えない試合となった。
切り替えることが出来なかった。
疲労も加わり、耐える力が失われていく。
冷静でクールでいなければならないガードの面々も、パス回しよりも、自分たちが行き過ぎていた。
次の試合からは、コートの中の誰かが、どこかで、冷静にならなければならないと思い、試合後、ジョー始めコーチ陣、チームスタッフに伝えた。
第4クォーターは、キャプテンの正成や、藤岡が頑張りを見せ、河野もスリーポイントを連続で決めるなどし、次第に流れを掴み、外国人2人も、本調子ではなかったが得点しだし、4クォーターだけで、山形ワイヴァンズは37点を取る。
これこそ、地力がある証拠だろう。
まるで別なチームである。
結果は、バンビシャス奈良が79点、山形ワイヴァンズが77点。
2点差である。
とてもとても惜しい1敗である。
37点以上を、最終クォーターだけで凄いチームであるのに、それが、最初の1、2、3クォーターで出来なかったことが残念でならない。
ワイヴァンズは、力強く荒々しい紫龍であるが、一方で、情勢を分析し、対処し実践する、クールでクレバーである。
是非、冷静な判断を、随所でみせたい。
そして、やはり、チームにとって、テクニカルファールなど、損になることはしてはいけないし、特になることを考えるべき。
「フォア・ザ・ワイヴァンズ」も、「WE>ME」も、今日の試合では出来ていなかった。
週末の、10月6日(土)、10月7日(日)は、いよいよホーム開幕である。
切り替えて、失敗を糧に、頑張って欲しい!