先日、日経デジタルヘルスを読んでいたら、日本テクトシステムズの増岡厳社長が、どアップで掲載されていた。
自分にとって、彼は東京の弟分であり、ビジネスパートナーでもあり、友人でもある為、なかなか紹介するのは照れくさく、手前味噌に感じる方も多いかもしれないが、世の中の為には、とても良いことをしているので、少し触れたいと思う。
人間の平均寿命が伸び、高齢化社会が一層進んでいる中で、同時に健康寿命の伸長や、認知症対策は、大きな社会的課題となっている。
しかし、認知症について言えば、未だにごく一部の医療機関でのみ行われているのが現状である。
認知症検査を評価するには、専門知識や長年の経験が必要である為、なかなかその診断が進んでいなかった。
しかし、そのような中で、日本テクトシステムズは、「AI」を活用した認知症の診断支援システムの開発を進めているのだ。
医師は、その判断を参考にしながら、統合的に診断を行う。
定量的なデータとしては「ADAS」による神経心理検査と、「MRI」による画像検査を併用する。
「ADAS」は、全165項目を集計・評価する為に、膨大な時間を費やす必要があった為に、日本テクトシステムズでは、2011年から、「診断・ADAS」を、現在230の医療施設で稼働しているのだ。
この「診断・ADAS」を進化させることで、簡単に認知症の診断が可能となる。
来年、2018年の実用化を目指しているらしい!
遠くに住む友としては、なかなか世の中の為になることをやっているじゃん!と、嬉しく思う反面、できるだけ、多くの人々が、認知症の早期発見により、進行を抑え、クオリティ・オブ・ライフを獲得できるような社会を構築しなければならないと思う。
山形にあまり最近来ないと思ったら、こんなことをしていたとはビックリ!
社会の為に、頑張って欲しい!と、心から思うのである。