Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

スタジオジブリ制作スタッフの思い「メアリと魔女の花」

スタジオジブリ制作部門の解散後、多くのスタッフがジブリを去った。

「機会がある限りアニメーション映画を作り続けたい!」との願いがあったと脚本・監督の米林宏昌氏は語る。



「借りぐらしのアリエッテイ」「思い出のアーニー」の監督、米林宏昌。

スタジオジブリ退職後、満を持して発表する長編アニメーション映画が「メアリと魔女の花」である。



原作は「魔女の宅急便」や「ハリー・ポッター」誕生以前の1971年、イギリスの女性作家メアリー・スチュアートにより書かれた児童文学「The  Little  Broomstick」

彼が最初に選んだ題材は、かつての師である宮崎駿監督が選んだ題材と同じ「魔女」であった。

きっかけは、プロデューサーの西村義明が、「この扉を開けるのに魔法なんか使っちゃいけない。
どんなに時間がかかっても、自分の力でいつもどおりに開けなきゃ」という台詞に魅了されたからである。

杉崎花が、メアリの声を担当する。



そして、メアリと一緒に不思議な旅をするピーターには神木隆之介。

その他にも、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶなど、豪華声優陣。



赤い館村に引っ越して来たメアリ。
退屈で様々な場所を探索。

森の中で、不思議なものを見つけるのだ。



古いホウキ。



7年に一度しか咲かない花「夜間飛行」

実は、この花こそ、禁断の魔女の花であった。



メアリは、雲海の中にある、魔法世界の最高学府「エンドア大学」へ。

この辺から、ジブリ作品の「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」などと、様々な重なりを感じてしまった。



校長のマダム・マンブルチューク。

なんか、ハウルの城を思い出す。



時間が、やはり、この作品でも大きなウェイトを占める。



メアリと校長の戦いが始まる。



かつて、校長と戦い、魔女の花を盗み出した赤毛の女の子。



メアリとの再会。

そして、魔法を持たないメアリの心の中に芽生えた小さな勇気と覚悟。



呪いで、生き物を変身させようとする校長とドクター。



メアリは出会う。
驚きと歓び。
過ちと運命。
そして、小さな勇気に…。



Image may be NSFW.
Clik here to view.
{AB6B9517-BEEC-4BB8-BE10-FD3175B3A737}
自分は、紛れもなく、ジブリ作品の継承だと感じた。

宮崎さんが筆を置くと仰ったので、もう、ジブリ作品とは会いないんだなと思っていただけに、率直に嬉しかったのだある。



今、ムービーオンは、夏休み一色。

「メアリと魔女の花」や「ポケットモンスター」「銀魂」など、待ちに待った映画が顔を揃える。



MX4Dの、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、かなり混み合っている。

是非、良い席を早めに抑えて欲しい。



喪失、再生、そして、希望。

どんな人生であろうが、再生しなきゃ!
そんな、新たな魔女の物語が生まれたのである。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>