母の親戚から、紫ウニが届き、さっそくいただく。
当時の映像…。
言葉にできない壮絶な悲惨な光景が報道された。
ほとんどが陸上の映像だったが、たぶんその時、海の中も根こそぎ海藻はもぎ取られ、海底にある生き物全てが犠牲になったのだろう。
放射能の風評被害もあったが、それ以上に、新鮮な海鮮物そのものが失われたのであった。
当然、漁師をする方々も激減したのである。
ただでさえ、後継者不足出会ったが、大震災が追い打ちをかけた。
志津川、十三浜の母の親戚から、最近多くの海鮮物が届く。
ありがたい限りである。
母の実家の女川町出島からも、叔母が様々なモノを送ってくれる。
やっと、6年目にして、以前と変わらぬ海の生命が育つ環境ができたのかな?と、思いを馳せる。
あの津波は、人間へ多くの被害をもたらしたが、アワビやウニや魚たちには、生きることができない環境を作ってしまったのかもしれない。
久しぶりに、以前と同じようなウニをいただき、心から「美味しい!」と、思ったのであった。