4月11日(火)、久しぶりの和ゆう膳にて、ムービーオンの松田昌一常勤監査役の送別会を行う。
嬉しいことに、和ゆう膳の予約は中々取れない。
それくらい、流行っていることが嬉しい。
松田昌一さんからは、ムービーオンの常勤監査役を約9年間勤めていただく。
2008年4月26日の土曜日に、シネマコンプレックス「ムービーオン」をオープンしたが、松田昌一さんは、その4月1日から勤務していただき、その年の株主総会で常勤監査役に就任した。
ムービーオンと、ダイバーシティメディアの仲間達が集い、松田昌一さんへ感謝の言葉をかけ、約9年間のご苦労をねぎらう。
実は、松田昌一さんとの出会いは、自分が12歳の小学6年生の時。
山形県議会議員だった父の夜の会合などの運転をしていた母が、妊娠し、つわりが酷く、父の運転ができなくなったタイミングで、父の最初の私設秘書になったのが、当時24歳の松田昌一さんであった。
それまで一人っ子であった自分にとっては、実の兄のように、男同士の話、ケンカの話、音楽の話など、様々な時間を共有した。
夕食も、2人でよく出前を頼んだ。
いなり食堂のハンバーグ定食が定番。
初めて、寿司屋のカウンターに座って、寿司をご馳走になったのも松田さんである。
生寿司をあまり食べたことのない自分は、カウンターで食べる寿司は高いと聞いていたので、カッパ寿司ばかり頼んでいた記憶がある。
その後、山形県の外郭団体から企業振興公社に入り、振興部長で定年退職されると同時の60歳で、ムービーオンに来ていただいた。
とても、真面目な方であり、同時にユーモアもあり、ミッションについては、必ずやり抜いてくれた。
特に、シネコン開設時から数年間の、シネコンを賃貸していた頃は、高額な家賃の支払いの遅延交渉などをしていただく。
その後、土地建物を自社物件として購入する時の値引き交渉や不動産購入交渉を、一手にやり遂げて下さった。
松田昌一さんからは、「親子二代にわたり、人情のある親分肌」と褒められたが、松田さんの方が、義理人情に厚い、けして裏切らない人間である。
もう、出会ってから、45年の時になる。
本当にお世話になった。
まだ、お互いに人生の通過点であるが、これだけ付き合えるのは、ウマが合うのだろう。
司会の、ムービーオンの高橋常務も、最近はやっとムービーオンの水にも慣れ、イキイキしながら、進行役をしていた。
ダイバーシティメディアの笹原美喜夫専務の発声により、乾杯!
相変わらず、ゆう膳は美味しい!
皆んなが参加してくれたのが、素晴らしい!
松田さんのお人柄だろう。
とても賑やかな送別会となった。
ゆう膳の人気の活きの良いお造りと、得意の鍋料理。
和気あいあいで、松田昌一さんとの思い出話しをする。
皆んなが、口々に話したことは、勤めている会社から、送別会を開いてもらい、贈り物をされ、感謝とねぎらいの言葉をもらうような、そんな、松田昌一さんのような卒業をしたい…そんな生き方は、素晴らしい。
皆んなと、記念撮影をする。
最後は、老兵の目から、涙が溢れていた。
この日、2人目の孫娘ができた老兵。
名前は「桜」だそうである。
本当に、長い間、ありがとう!
でも、まだまだ、物語は続きますからね!
しっかり、サポートして下さい。
健康には留意し、急な要請には、今まで同様、応えて下さいね。