2017年、3月1日、パスラボ山形ワイヴァンズは、B.LEAGUE 2017-18シーズンの、「B1 クラブライセンス」の正式交付を受けた。
昨年の11月末日に、B.LEAGUEに、B1クラブライセンスの申請をしていたが、今日の夕方、B1所属18クラブ中14クラブ(仙台、秋田、栃木、千葉、川崎、横浜、新潟、富山、三河、名古屋、京都、滋賀、大阪、沖縄)と、B2所属18クラブ中6クラブ(山形、茨城、西宮、広島、島根、熊本)が、正式に来シーズンのB1クラブライセンスの交付を受けたのである。
その他のチームは、まだ審議中であり、4月の理事会で正式な決定をするとのこと。
最もライセンスの中で大きなウエイトを占めた、5000席以上のホームアリーナの8割を使用する条件に、各チームが苦戦。
当初、川淵会長も、「5000席のアリーナが絶対必要で、ホームアリーナとして8割使うという条件だけは絶対に譲らない! いくら強豪チームでもB2に落とす!」と厳命された。
だから、今回は、まだライセンス未所得で審議中に、トヨタのアルバルク東京や、日立のサンロッカーズ渋谷が入っているのだ。
大学の体育館や区民体育館などを使用しているチームが東京には多いが、東京だけに5000席の確保は難しいのだ。
いくら、パイプイスを2000席入れても、地方の5000席の体育館と比べたら、規模感が全然違うのである。
やはり、スポーツの原点は、フェアであることなのだろう。
このライセンス制度は、バスケットボール界全体の安定的・持続的な成長と発展に寄与することを前提とし、育成面、施設面、選手環境面などを、プロリーグとして、ふさわしい水準に保ち、さらに発展させることによって、クラブの価値が向上することを目的としている。
そして、直接対決で、負けないことである。
メイクドラマが、今週末の山形市の総合スポーツセンターでの香川戦から、始まる予感がしている。