8月28日(日)、第3回「発掘!おもしろ東北人2016」決勝大会が、ムービーオンやまがたにて開催された。
5年半前の東日本大震災。
突然、自分たちの日常が無くなり、多くの大切な宝物を失い、いつしか心が凍りついていった…。
日本全国、世界各国から支援をいただいた。
1年が過ぎ、2年が過ぎ、復興すれば何とか元に戻れると思って頑張ってきたが、心から笑うことができずにいた。
3年前、そんな中で、東北のケーブルテレビ18社20局がネットワークを結び、自分たちが、エンタテイメントの力で、東北人自らが元気になれるチャレンジをしようと、吉本興業の力も借りて、開催に漕ぎ着けたのが、第1回「発掘!おもしろ東北人」である。
第1回大会の司会は、南海キャンディーズの山ちゃんとしずちゃん。
第2回大会の司会は、ケンドーコバヤシさん。
そして、第3回大会の司会は…。
品川庄司さんである。
日本ケーブルテレビ連盟東北支部の方々と、品川庄司さん。
この日、会場となったムービーオンやまがたには、例年以上に多くの方々が足を運んでくれた。
参加者(応募者)も増えて、各県の予選を勝ち抜いた12組が、この日の決勝大会に出場する。
少しずつであるが、このイベントが各地に浸透し、参加者が増えたことは、東北が元気になってきたことの表れなのかもしれない。
そして、いよいよ開会!
ダイバーシティメディアの鈴木淳予アナウンサーと、品川庄司さん。
最初に、第1会大会のグランプリの「まつトミ」を紹介する。
「まつトミ」は、グランプリ受賞後、正式に「よしもとクリエイティブエージェンシー」に所属し、地元テレビのレギュラーを持ったりし、人気の輪が広がっている。
ダイバーシティメディアの地域情報番組「バイキングステーション」でも、MCをレギュラーでやっている。
この大会が、それぞれの、ターニングポイントになればいいと思う。
そして、オープニングセレモニーでは、よしもとクリエイティブエージェンシーの水本常務、日本テクトホールディングスの増岡社長、パレスグランデール・ジョイングループの武田靖子常務、そして審査委員長の自分が登壇する。
「多くの方々の力を借りて、この大会が3回目を迎えることができたことへ感謝すると共に、この大会が、東北を少しでも元気にすることを願ってやまない!吉本興業の大崎社長や、よしもとクリエイティブエージェンシーの水本常務へ御礼を申し上げたい。」と話す。
そして、いよいよスタート!
少しずつ、会場が笑いの渦になっていく。
そして、後半戦、会場は大爆笑となるのである。
素人だけにオモシロイ!
シアター1の上にある特別貴賓室で、審査委員会。
各賞が決まり、ダイバーシティメディアの桜井室長が賞状に名前を記す。
審査委員会の間、笑福亭笑助などの、よしもと住みます芸人たちが、舞台を暖めてくれた。
そして、各賞の発表。
「品川庄司賞」は、岩手県代表のヴィジュ・アル子さん。
グランプリは、岩手県代表の、地伏亭金目さん。
岩手日々新聞の記者である。
審査員特別賞は、山形県代表の腹話術の小関文助と福和建一さん82才と、岩手県代表の漫才のオヒルネじゃすてぃすさん。
本当に、実力伯仲の素晴らしい決勝大会となったのである。
最後に自分からは、大会がとても盛り上がったことへの感謝と、今年の「YMF山形国際ムービーフェスティバル」では、吉本興業さんのご協力のもと、ネットフリックスの「火花」を、日本で初めて映画館で、10話すべてを上映することをピーアールする。
来年は、また、今年以上の大会にできれば最高である!
打ち上げは、日曜日にもかかわらず、フェイスさんが店を開けてくれた。
感謝である。
審査員や吉本関係者、日本ケーブルテレビ連盟東北支部の仲間、ダイバーシティメディアスタッフ、ムービーオンスタッフなど、夜中まで…魅力イッパイの1日となったのである。
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「発掘!おもしろ東北人2016」決勝大会
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