8月19日(金)11時より、東海大学山形高等学校にて、全面改築工事の安全祈願祭と地鎮祭が執り行われた。
総工費、約35億円の大事業である。
設計・管理者は、本間利雄設計事務所。
施工者は、市村工務店。
本間副所長、市村社長の他にも、東北電化工業の会津社長、弘栄設備の船橋社長、山形銀行の五百川部長、蔵王地区町内会や隣組、同窓会長、PTA会長、理事、評議員、監事、校長はじめ教職員全員、生徒会代表など、多くの方々が集まるなかで、改築工事の安全祈願祭・地鎮祭を執り行う。
まさに、真夏のど真ん中、晴天が清々しい。
大きなテントが2張も準備され、約80人
が集まる。
この度の、司祭は諏訪神社の澤村宮司。
そもそも、東海大学山形高等学校の前身は、一橋経理学校として、諏訪神社境内で産声を上げた。
今年で創立60周年の節目。
創立当初は、諏訪神社の先代宮司も理事であられたが、いつの間にかその名前が無くなっていた。
自分が5年前に理事長に就任した時に、現在の澤村宮司に理事就任をお願いし快諾を得た。
その澤村宮司から、祝詞をあげていただいていることに、とても感動した。
関係者一同、心より、改築工事の安全を願い、東海大学山形高等学校の未来永劫の発展を祈った。
諏訪神社からは、3人の神職が来られ、ほとんど略式なしの、とても丁寧な神事を執り行っていただく。
その深い意味を、3人の神職で一番背が高い、吉村展彦氏(吉村美栄子知事の長男)から、翌日メールをいただく。
前山形市長の市川昭男氏(東海大学山形高等学校理事)も、「こんな丁寧な地鎮祭は、初めてである!」と、舌を巻いていた。
これも、澤村宮司の愛情深き思いの現れと、一人感じ入っていた。
その後、「刈初(かりぞめ)の儀」は本間弘副所長、「鍬入(くわいれ)の儀」は自分、「穿初(うがちぞめ)の儀」は市村社長が行う。
とても愛情深く、子どもたちの未来の学舎をイメージし、可能性のフィールドと多様性の泉を作って下さるに足る、信頼できる方々である。
自分も、市村社長も、これだけの大工事を、今、この場に生きる大人たちの責任として、未来を作っていく素晴らしさを確認する挨拶となる。
澤村宮司の発声で乾杯をし、森羅万象の凝縮されたお神酒を、我々が分け与えられる意味をうかがう。
どこまでも広がる青空の下で、参加した全員が、自分の物語として、自分史に、この日の出来事を刻んで欲しいと願わずにはいられない!
日本一の私学高校を目指して…。
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東海大学山形高等学校・改築工事安全祈願祭
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