昨日、2015年8月11日(火)。
九州電力は、鹿児島県薩摩川内市の川内原子力発電所1号機を再稼働させた。
同日午後11時頃『臨界』に達した。
つまり、核分裂による可動が本格化した。
『原発 再稼働』
この言葉に耳を疑う…。
山形県の隣の福島原発は、未だ自己処理が終わっていない。
いや、それどころか、政府であろうが、電力会社であろうが、誰もがちゃんとした解決方法を示していない。
むしろ未知の世界、だれも解決方法を知らないのである。
山形新聞には『見切り発車 原発回帰』との記事があったが、そんなこと許されるわけはない。
人間の英知を全て使っても解決できない『制御不能なモノ』を、まだ『制御不能なモノ』のまま稼働させる気持ちが解らない。
総理大臣であれ、政府であれ、電力会社社長であれ、数万人の人々の命と暮らしに関わることを、あたかも電源装置の安全性確保の『新基準』を作り、対処療法だけの目眩ましで国民を誤魔化し、原発を稼働させてしまったことは、末代までの許しがたい愚行と言わざるをえない。
福島県には本当にみんなが戻れるんだろうか?
核のゴミは、核廃棄物はどうするんだろうか?
何にも解決していないのだ。
そんな中での稼働。
日本の未来を考える上で、解決策、収集策がない限り、断固として認めるわけはいけないと思う。
もし、川内原発が、万が一の自己がないことを祈る。
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原発再稼働に思う。
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