2011年3月11日。
東日本大地震が起こり、その後に襲った大津波により、宮城県沖と岩手県沖の海は、根こそぎ壊滅した。
今までは、日本の中でも、このリアス式海岸線を持つ海岸地域は、魚介類の宝庫であり、超一級品の水産物が採れたのである。
自分の母の実家である、宮城県牡鹿郡女川町出島も、祖父母の自宅も流され、町は全て無くなった。
同時に、島の人達も、海岸線の人達も、目に見える海ではなく、海の底の変化は著しく、数年の時を要したのかもしれない。
先日、叔父叔母をはじめとする親戚のみんなより、昔のように、『生ウニ』がパック一杯山盛りで届く(母いわく、ウニ70~50個分くらい)。
それを皿に移す。
ご飯にかけた生ウニごはん。
やっと、ここまで海が回復したんだと、嬉しく思った。
アワビの味噌漬け。
大好物である。
ホヤも、生も最高だが、煮て送られてきた。
北海道から今朝届いた、イカソーメンも、酢醤油で食べる。
塩ウニは、日持ちがする。
これも大好物。
今日の昼は、本当に珍しく、親戚から送られてきた『海の恵み』をたっぷり食べた。
とても美味しかったが、『蘇ってきた海』が、何よりも嬉しかったのである。
↧
海が蘇ってきた…?
↧