6月16日(火)、山形グランドホテルにて、バーチャルシティやまがたの株主総会が開催された。
バーチャルシティやまがたとは、『山形市民カード(ICカード)』を利用し、住民票や印鑑登録証を、市役所以外の公民館からでも所得できる『行政サービス』と、中心商店街での共通ポイント事業の『民間サービス』を合わせて実証実験を行う、特定目的会社(SPC)として設立された。
全国で採択を受けた21都市に、山形市が入り、経済産業省の平成14年からの『IT装備都市』プロジェクトが始まったのである。
経済産業省と総務省の相乗りの事業であり、後の住民基本台帳カード(住基カード)に繋がる取り組みであった。
株主総会後の懇親会は、取締役を退任する、山形新聞・放送グループ議長の黒澤さんの送別会と、寒河江山形新聞社長の取締役就任祝いを合わせて行った。
会社設立時は、行政と民間で作った特定目的会社として、全国的にも注目され、採択を受けた21都市の中で、現在も活動している運営母体は、全国で『バーチャルシティやまがた』ただひとつとなったのである。
今年の秋のマイナンバー制の導入や、来年1月からのサービス開始に向け、益々社会的な役割は増えると思われる。
急激な社会変化の中で、その時代の先を読み、対応していく会社にしていきたい。
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バーチャルシティやまがた役員懇親会
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