ダイバーシティメディアグループの顧問、イノベーションデザイン取締役の、日本テクトホールディングスの増岡社長とは、毎月、定例会議を行っている。
様々な進行中の案件を、様々な角度から意見をいただくのである。
始まりは、約25年前に、東北ケーブルテレビネットワークに対して、日本テクトで開発した「楽ネットテレビ」の提案に来られた時である。
「楽ネットテレビ」は、当時では画期的なテレビであり、今のスマートテレビに近く、ケーブルテレビ業界にとっては最終兵器の様な代物であった。
「テレビから買い物ができる」「病院の予約ができる」「様々な映像やコンテンツが見られる」という楽ネットテレビを全国展開して、各種サービスを開始しようと、当時、ライブドアの堀江貴文社長と盛り上がり、事業スキームの検討に入った。
その数ヶ月後、世に言うライブドア時間が起こり、スキームを変えざるを得なかったのを覚えている。
それ以来、様々なことにチャレンジしながら、今に至っている。
増岡社長も、自身の会社を、「クックパッド」と「DeNA」の2社へバイアウトしている。
今では、葉山の漁師として、海の上にいる時間が多くなったとのこと。
自分にとっては、投資家として、コンサルタントとして、多くの実践を積んだ、頼り甲斐のある顧問である。
この日は、増岡社長と何度か伺ったすき焼きの「佐五郎」が出した、焼肉「弁慶」へ。
山形牛の美味しさに、大絶賛、大満足の夕食となったのである。