山形県立山形南高等学校の応援団の後輩に、阿部勝重君がいる。
彼は、銀色に染めた髪をなびかせ、イケメン?であり、元は山形では有名な広告代理店の社員。
そこを辞めてからも、広告代理店を個人で続けながら、『ケンチャンラーメン』や『焼肉千歳』等を起業した男である。
その彼が、今度は『KOUB』というパン屋をオープンしたが、これが人気を博している。
数日前に、たまたま一緒に飲んだとき、少しだけ先輩である自分に、心の悩みのカケラを教えてくれた。
自分の経験や人間としての在り方、会社の存在理由を話した。
目先の利に走るあまりに、人を裏切ったり、騙したりすること…そんなレベルが、どんなにくだらないか…。
そんなヤツは、同じ船に載せる必要はないと話す。
彼なりに、少しは心の霧を晴らしたのかもしれない。
彼は聡明である。
2日後、自分のところへ、『KOUB』のパンが山ほど届いた。
律儀な後輩である。
初めてそのパンを食べた。
これだけ愛情を伝えられるパンはないと思った。
美味しいパンは、今の時代はどこにでもある。
しかし、食べてもらう方やお客さんへ、愛情がない店は、パン屋さんでなくとも長持ちはしない。
彼だったら大丈夫であると思う。
彼が、この秋に、ムービーオンの近くにリニューアルオープンするパン屋さんは、きっとそんなことを感じる愛情溢れる店になるだろう☆
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KOUB
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