山形市には、明治以前から続く、老舗料亭が6ヶ所あり、六曜会というネットワークを作っている。
四山楼、亀松閣、嘯月、野乃村、揚妻、千歳館。
各々が、素晴らしい歴史と文化を持つ料亭である。
東京や県外からのお客さんや友人は、そんな風情を体感し、驚愕にも似た感激を味わってくれるのである。
1月30日(木)、夕方からケーブルテレビ山形に、友人の宅間孝行氏と関口大輔氏と、初めてお会いした古郡真也氏が来社された。
宅間孝行氏は、俳優でもあり、映画『くちづけ』のうーやん役や、チームバチスタなどに出演しているが、実は脚本家であり、演劇の演出家でもある。
また、関口大輔氏は、フジテレビのチーフプロデューサーであり、『踊る大捜査線』のAPや、映画『スウィングガールズ』や『ウォーターボーイズ』をヒットさせ、『ミスパイロット』を見事に仕上げた。
そして、古郡真也氏は、『ライアーゲーム』や『ほんとにあった怖い話』や『SP』や『真夏の方程式』などのプロデューサーであり、制作会社FILMの取締役である。
そんな才能が溢れる方々と亀松閣へ行く。
当然、話は映画やドラマの話であるが、放送と通信のこれからをかなり語る。
山形の地酒を味わうこととなり、『十四代』が無かったので、同じ高木酒造の幻の銘酒『黒縄』を飲んでもらう。
さらに、出羽桜酒造の『十年熟成・枯山水』との飲み比べである。
同席した高橋制作局長は、「今日の同席は、かなり得した気分です。」と言っていた。
そこに、亀松閣のご主人の笹原さんが、どんがら汁を持ってきてくれた。
肝だけで、こんなに大きい。
白子と肝で大満足である。
さらに、『のどぐろ』がでる。
宅間孝行さんは、絶賛していた。
素晴らしい仲間たちと、素晴らしい場所と空間で、素晴らしい酒と料理を食べるときほど、『シアワセ』を感じる時はない。
これからが重要である。
物語りは、まだ始まったばかりである…。
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『幻の酒』と『どんがら汁』
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