年末は、母親を中心に、家族みんなで『日本の宿…古窯』に、泊まりがけで出掛けるのが恒例であった。
しかし、愛犬マギーの高齢化もあり、なかなかペットホテルにも預けたくないとのことで、今回は昼食と入浴を目的に出かけた。
日帰り部屋ひとつを借りて、昼食と入浴になる。
約11時30分に部屋につき、少しくつろぎ、午後0時30分より食事を別室でとる。
料理は、女将さんと料理長へのお任せにしていたが、これがさすがであり、とても美味しかった。
米沢牛のステーキ。
きくわたの茹であがり。
ポン酢で食べる。
ふぐさしとマグロの刺身である。
久々に食べる。
めちゃめちゃ美味かった。
アワビのステーキ。
どれもこれも、美味すぎである。
途中で、古窯の女将さんが顔を出してくれた。
女将さんの実家のある山口県の萩市から、みかんが届き差し入れてもらった。
甘くて大きくて美味しかった。
女将さんは、自分達が昼食中に、わざわざ部屋を個別露天風呂つきの広い部屋に交換してくれた。
母はとても喜んで、その部屋の露天風呂に入っていた。
自分は、まずは8階の大浴場と露天風呂に入り、疲れをとる。
一緒に入った若者は、大学4年生で、もう少しで卒業らしいが、『お笑いの世界』に挑戦するので、しばらくは就職はしないと語っていた。
自分は、部屋の露天風呂にも入りたく、部屋に戻り、檜風呂の個室露天風呂に入る。
癒され、少しずつ少しずつ…体が暖まる。
壁板の間から、白く雪がかかった山々が見えて、心まで、洗われた気持ちになったのである。
たまには、日常から離れることは、良いのかもしれない。
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日本の宿『古窯』
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