毎年、誕生日が近づくにつれ、嬉しさはあるものの、年を重ねてきた歳月を振り返り、寂寥感に包まれていく。
一方で、これまでとは違う、社会的役割も痛感しており、「今残しておかなければならない事」や、「次世代の人づくり」は、大きなテーマである。
自分という基軸から、友人や家族、会社や社会、そして次世代へと、存在理由の価値や座標軸が変化していくのだ。
歳を取れば、ロストストーリーが多くなるが、だからこそ、新しい価値や経験を取り込んでいきたいとも思う。
そんな思いが年々増しながら、最近は誕生日を迎えるのである。
しかし、プレゼントをいただくと、やっぱり嬉しい!
息子や娘から、今年も誕生プレゼントをいただいた。
娘が贈ってくれた、テレビや OTT を視聴する際のグッズである。
毎晩と言っていいほど、自分は自宅で映画やドラマを見る。
その際、足を入れるクッションと、ポンチョにもなる膝掛けである。
今年は、特に夜中は冷え込むので、最近では毎日活躍している。
息子が贈ってくれたのは、「天下一品の家麺セット」である。
ラーメン大好きの自分にとっては、とても嬉しいものである。
話はよく聞くが、食べたことは無い。
さっそくいただく。
だいぶコッテリ系で、クリームパスタに近い食感。
初めての経験であった。
実は黒田夫妻からいただいた贈り物も、膝掛けであった。
娘からいただいた膝掛けと、交換で使うつもりである。
優しさと愛情があり、心暖まるプレゼントは、心をとても豊かにしてくれる。
幸福度を高めてくれるのである。
感謝である。
ありがとうの気持ちである。
そして、もう少し、頑張ろうと思うのであった。